池袋から全国に繋がる賃貸不動産

ネット予約
電話予約
お友達追加
店舗アクセス
採用情報
お部屋探し

家具付き物件ってどうなの?メリット・デメリットと選び方ガイド

引っ越しを検討する際、家具付き物件はとても便利に感じる選択肢です。

すぐに生活をスタートできる手軽さや、家具や家電を一から揃える必要がないため、初期費用が大幅に削減できる点が大きなメリットです。また、引っ越し作業の負担も少なく、身軽に住み替えができます。

しかしその一方で、家具や家電が自分の好みに合わない場合がある、家賃がやや割高になりがちなど、見逃せないデメリットや契約上の注意点も存在します。

この記事では、

  • 家具付き物件のメリット・デメリット
  • どんな人におすすめなのか
  • 契約前に確認すべきポイント

上記を詳しく解説します。

これから引っ越しを考えている方が、後悔しない物件選びができるようなヒントをお届けします!

家具付き物件とは?

家具付き物件とは、生活に必要な家具や家電が最初から備え付けられている賃貸物件のことです。

一般的に用意されていることが多いのは、

  • 家具:ベッド、テーブル、椅子、ソファ、収納棚など
  • 家電:冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビ、エアコンなど

物件によって設備内容は異なりますが、引っ越したその日からすぐに生活が始められるのが最大の特徴です。

特に、初めての一人暮らし・短期滞在・転勤や出張などの期間限定の住まいとして選ばれることが多く、家具や家電を購入する必要がないため、初期費用を大きく抑えられるのが人気の理由です。

家具付き物件のメリット

①初期費用が抑えられる

一人暮らしを始める場合、最低限必要な家具・家電を揃えるだけでも、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・ベッド・テーブル・カーテンなどを買い揃える必要があります。新品で揃えるなら、10万円〜30万円程度はかかるのが一般的です。
しかし家具付き物件なら、これらがすでに備え付けられているので大きな出費をゼロまたは大幅に削減できます。特に、進学・転勤・単身赴任などで短期間だけ住む予定の方にとっては、購入した家具・家電を処分する手間や費用が不要になるので、金銭的にも心理的にも負担が軽くなります。

②引っ越しが圧倒的にラクになる

家具や家電を持たずに引っ越せるため、荷物が少なくて済み、引っ越し業者の料金も安くなるのが大きな魅力です。ワンボックスカーや宅配便レベルの荷物量で済む場合もあり、最悪の場合はスーツケースひとつで新生活を始められるケースもあります。特に遠方からの引っ越しでは、家具や家電を運ぶよりも家具付き物件を選んだ方が、結果的に費用も時間も削減できることが多いです。

③生活必需品がすぐに揃っている安心感

家具付き物件では、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・エアコンなど、最低限の生活に必要なものが最初から備わっているため、入居初日から快適に暮らせます。買い揃える必要がないので、引っ越し後に「冷蔵庫が届くまで自炊できない」「洗濯機がないからコインランドリー通い」といった不便さもありません。
さらに、物件によってはベッドやカーテン、収納家具なども揃っているので、何を買うか迷う必要がなく、インテリアの準備に時間を取られないのもメリットです。

④短期・期間限定の滞在にも便利

家具付き物件は、転勤や単身赴任、留学、研修など、数ヶ月〜1年程度の期間限定で住むケースにも最適です。家具や家電を購入しても、退去時には処分する必要があり、場合によっては処分費用がかかることもありますが、家具付き物件ならそうした心配は不要です。
さらに、家具付き賃貸には「マンスリーマンション」タイプも多く、敷金・礼金が不要な物件もあるため、初期コストを最小限に抑えながら住めるというメリットがあります。

家具付き物件のデメリット

家具や家電が自分好みでないことがある

家具付き物件に設置されている家具や家電は、大家さんや管理会社が用意したものなので、デザインやサイズ、品質が自分の好みと合わないことが多いです。
・「もっと大きな冷蔵庫が欲しいけど、備え付けのものは小さい」
・「ベッドの硬さが合わない」「テーブルの高さが使いにくい」
・「インテリアの色味が好みじゃない」
といった不満が出る場合があります。
また、すでに家具が揃っているため、自分で自由に家具を選んで部屋の雰囲気を作る楽しみが少ないのも、人によってはデメリットと感じるポイントです。

家賃が割高になることが多い

家具や家電の購入費用が含まれている分、家具付き物件の家賃は同じ広さ・築年数の家具なし物件よりも高めに設定されていることが多いです。
例えば、通常のワンルームが7万円のエリアで、家具付き物件になると8万円以上になるケースも珍しくありません。
短期的には便利ですが、長期的に住む場合は、家賃の差額で自分の好きな家具や家電を買った方が安くなることもあるので注意が必要です。

家具や家電の交換・撤去ができない場合が多い

備え付けの家具や家電は、基本的に物件の設備扱いとなるため、入れ替えたり処分したりするのが難しい場合があります。
例えば、
・もっと性能の良い洗濯機に替えたいのに、備え付けのものを撤去できない
・自分のベッドを持ち込みたいけど、既存のベッドを部屋から出せない
といった制約が出ることもあります。
また、退去時には備え付けの家具を元通りに戻す必要があるため、入居中に自由に入れ替えることが難しいケースもあります。

家具・家電の故障リスクと責任問題

備え付けの家具や家電が古い場合、入居後に突然壊れることもあります。その際、大家さんが修理・交換してくれるケースが多いですが、借主側の過失があると修理費用を請求される可能性も。
さらに、設備の修理が終わるまで生活に支障が出る場合もあり、ストレスになることがあります。

衛生面や使用履歴が気になる場合も

中古の家具や家電が備え付けられている場合、前の入居者が使ったものをそのまま利用することになるので、衛生面や耐久性が気になる人もいるでしょう。特にベッドやマットレスなど、直接体に触れるものがある場合は抵抗を感じる人も少なくありません。

家具付き物件の選び方のポイント

家具や家電の状態・年式をしっかり確認する

家具付き物件を選ぶときは、付属する家具や家電の状態がどれくらい良いかがとても重要です。
・冷蔵庫や洗濯機が古くてすぐ壊れると生活に支障が出る
・ベッドやマットレスに汚れやシミが残っている場合もある
・電子レンジやエアコンの年式が古く、電気代が高くなることも
など、実際に住み始めてから困るケースもあります。

チェックポイント
・備え付け家具・家電のリストをもらい、メーカー・年式・サイズを確認
・実際に動作確認できるなら、スイッチを入れて問題ないか確かめる
・不具合があったときの修理・交換の責任が誰にあるのか、契約前に確認する

 家賃と家具の品質・内容のバランスを見る

家具付き物件は家具や家電が付いている分、家賃が割高になる場合が多いです。
そのため、家賃の高さに見合うだけの家具・家電が付いているかを確認することが大切です。

例えば、
・築浅・デザイン性の高い家具が揃っているなら割高でも納得
・逆に、古い家具や最低限の家電しかないのに家賃が高いならコスパが悪い
といった判断が必要です。

比較のコツ
・同じ間取り・築年数の家具なし物件と家賃を比較する
・家具や家電を買った場合の金額と、家賃の差額を計算する
・短期的に住むなら割高でも家具付きの方が得、長期なら家具なしで揃える方がコスパ良い場合も

退去時の規定・修理負担を必ず確認する

家具付き物件では、家具や家電が「物件の設備扱い」になっていることが多いため、退去時の扱いがどうなるかは重要なポイントです。

・入居中に家具や家電が壊れたとき、修理費用は大家さん負担なのか?
・自分の不注意で壊した場合、修理費や新品の購入費を請求されるのか?
・退去時に清掃費やクリーニング代が追加でかかるのか?

契約前に必ず確認するべきこと
・「経年劣化」は修理費がかからないのか
・退去時、家具や家電を新品同様に戻す必要があるか
・家具を入れ替えたい場合、既存のものを撤去できるか

まとめ|家具付き物件を賢く選ぶために

家具付き物件は、初期費用を抑えられ、引っ越しの手間が少なく、すぐに生活をスタートできる便利な選択肢です。特に、初めての一人暮らしや短期滞在、仕事や留学などで一時的に住む人にとっては大きなメリットがあります。

しかしその一方で、
・家具や家電が自分の好みや生活スタイルに合わない
・家賃が割高になることがある
・退去時のルールや修理負担に注意が必要
といったデメリットもあるため、安易に契約するのはNGです。

賢く選ぶためのポイントをおさらい
✅ 家具・家電の状態や年式をしっかり確認する
✅ 家賃が割高になっていないか、家具なし物件と比較する
✅ 契約前に退去時の規約や修理・交換の責任範囲を把握する
✅ 自分のライフスタイルや生活イメージに合うかを想像する

こんな人には家具付き物件が向いています!
・初期費用を抑えて、すぐに暮らし始めたい人
・短期間だけ住む予定の人(転勤・単身赴任・留学など)
・家具家電を買い揃える手間を省きたい人

逆に、長く住む予定で自分好みのインテリアにこだわりたい人には、家具なし物件の方が自由度が高くおすすめです。

理想の暮らしを叶えるためには、「便利さ」と「コスト・自由度」のバランスを考えて選ぶことが大切です。
家具付き物件のメリットをうまく活かしながら、自分のライフスタイルに合った住まいを見つけましょう!

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事

PAGE TOP