引っ越しは生活の中でも大きなイベントであり、どうしても費用がかさんでしまいがちです。
しかし、少し工夫をすることで、引っ越し代を大幅に節約することができます。
今回は、引っ越し費用を抑えるための5つのコツを紹介します。
時期や業者選び、そして自力での引っ越し作戦まで、
実践すればお財布に優しい引っ越しが実現する可能性が高まります!
引っ越し費用の節約ポイント

引っ越しにかかるお金は、単に「業者に払う費用」だけではありません。
梱包資材の購入、荷物整理のタイミング、移動手段、さらには退去時のクリーニング代まで含めると、意外と多くの出費がかさみます。
だからこそ、早めの準備と、ちょっとした工夫が“数万円の節約”につながることも珍しくありません。
ここでは、誰でもすぐ実践できる「引っ越し代を抑える5つのコツ」をご紹介。
初めての引っ越しでも、無理なく・ムダなく乗り切れるようになりますよ。
【コツ1】引っ越しの時期を選ぶ
実は、引っ越し費用は“いつ引っ越すか”によって大きく変わります。
特に3〜4月の新生活シーズンは、「繁忙期」と呼ばれ、通常よりも料金が高騰。
同じ内容の引っ越しでも、時期によって2〜3万円以上差が出ることもあります。
そこで、費用を抑えるために意識したいのが次の2点です。
繁忙期(3〜4月)を避ける

新年度の始まりは、就職・進学・転勤などで引っ越しが集中します。
この時期は業者のスケジュールが埋まりやすく、料金も強気に設定されがち。
可能であれば5月以降や年末年始を外した時期にスライドさせるのがおすすめです。
平日・中旬が狙い目!

引っ越しは、「平日」かつ「月の中旬(10日〜20日頃)」が最安の傾向。
土日や月末は人気が集中するため、どうしても高くなります。
柔軟に日程を調整できる場合は、平日の午前便などを選ぶことで、費用をぐっと抑えられます。
【コツ2】引っ越し業者を比較して選ぶ

同じ荷物量・同じ移動距離でも、引っ越し業者によって見積もり金額が大きく異なるのが実情です。
「大手=安心」「安ければどこでもOK」ではなく、しっかり比較して選ぶことで数万円の節約が可能になります。
複数社に見積もり依頼を
「1社だけ見積もりを取ってそのまま決定」はNG。
必ず2〜3社以上に見積もりを依頼し、金額・サービス内容・特典を比較しましょう。
見積もりは「訪問見積もり」よりも、オンラインや電話で仮見積もりを取って比較検討するのが時短&効率的
時間がない方は、一括見積もりサイトの利用が便利(例:引越し侍、SUUMO引越しなど)
割引やキャンペーンも要チェック
多くの業者では、以下のようなお得な割引プランやキャンペーンを実施しています。
- 早割(1ヶ月前の予約で数千円〜1万円引き)
- 時間帯フリー便(作業時間おまかせで割安)
- ネット予約限定特典(ダンボール無料提供など)
→ 予約前に公式サイトや見積もりフォームに書かれた特典を必ず確認しましょう。
【コツ3】自力でできる部分を見極める

引っ越し費用は、業者に依頼する作業が多ければ多いほど高くなる仕組みです。
そのため、「ここまでは自分でやる」「ここからはプロに任せる」といった線引きをすることで、費用をグッと抑えることができます。
✅ 荷造りを自分で行う
荷物の梱包を業者に頼むと、その分料金が加算されます。
自分で荷造りをすれば、その費用をカットすることができます。
梱包資材(段ボールやテープ)はホームセンターやネットで購入できるので、事前に準備しておきましょう。
- 梱包作業を業者に頼むと+1〜3万円かかることも。
- 洋服や書籍、キッチン用品など、自分で荷造りできるものはできるだけ事前に梱包
POINT・ダンボールはスーパーやドラッグストアで無料でもらえる場合あり
・割れ物には古新聞やタオルを使えば、梱包材も節約可能
近距離なら“自力運搬”も検討
もし引っ越し先が近く、車を持っている場合は、大きな荷物を自分で運ぶことができるかもしれません。自家用車やレンタカーを利用して、業者の負担を減らすことができます。
- 引っ越し先が同じ市区内・徒歩 or 車で15分圏内なら、家族や友人の手を借りて自分たちで荷物を運ぶという方法もアリ。
- どうしても大物家具だけは業者に頼んで、小物や日用品は自力搬送すると費用がぐっと安くなります。
活用できるサービス例・軽トラックのレンタル(1日5,000〜8,000円程度)
・カーシェアリング(荷台付き車種)
・宅配便を使った段ボールのみの配送
【コツ4】不用品を処分して荷物を減らす

引っ越し費用を安く済ませるうえで、「荷物の量」は大きなカギ。
荷物が多ければ、トラックのサイズが大きくなる・作業人数が増える=料金UP につながります。
だからこそ、不要なものは事前に処分しておくことが節約への第一歩!
さらに、新居での暮らしもスッキリ快適にスタートできます。
フリマアプリやリサイクルショップで「売る」
使っていないけどまだ使えるものは、お金に変えるチャンス!
- メルカリやラクマ:衣類・家電・本・ゲームなどが売りやすい
- セカンドストリートやブックオフ:まとめて持ち込みできるのでラク
- 家電は「製造5年以内」だと買取対象になりやすい
→ 売ったお金で引っ越し費用の一部をまかなうことも◎
自治体の粗大ゴミ回収を活用して「捨てる」
大型家具・家電は、引っ越し業者に頼むと高くつくため、事前に処分しておくと安心です。
・早めに予約しないと希望日に回収してもらえないので注意!
・お住まいの自治体に連絡し、「粗大ごみ回収日」を確認
・有料シール(200〜500円程度)を購入して指定日に出すだけ
使いきる」「配る」も立派な節約!
- 食品や洗剤などの消耗品は、使い切って持ち運ばない工夫を
- 着なくなった服は、友人に譲ったり寄付したりしても◎
【コツ5】オフシーズンを狙う

引っ越しの費用は「時期」で大きく変動します。
特に、3月〜4月の繁忙期は通常期の1.5〜2倍の料金になることも。
そのため、「あえてオフシーズンにずらす」ことで、大きな節約につながります。
狙い目は「9月〜11月」や「1月〜2月」
これらの時期は引っ越し需要が少なく、業者のスケジュールにも余裕があります。
- 9〜11月(秋):気候もよく、作業がスムーズ。穴場の引っ越しシーズン
- 1〜2月(冬):年末年始を避ければ予約も取りやすく、価格も安定
※この時期は閑散期割引を実施している業者も多いです!
安くなるだけじゃない!オフシーズンのメリット
- 予約が取りやすい
希望の日時でスケジュールを組みやすい - スタッフの対応が丁寧
忙しすぎない分、丁寧に作業してもらえる可能性大 - 交渉の余地もある
業者にとっても仕事を取りたい時期なので、料金交渉しやすい
こんな工夫もセットでお得に!
- 引っ越し予定が柔軟に組める人は、「平日の午後便」などを選ぶとさらに安くなる可能性あり
- 見積もりを複数とって、相見積もり交渉するのも有効!
まとめ|賢く引っ越して無駄なコストをカット!

引っ越しは、新生活の第一歩であると同時に、想像以上にお金がかかるイベントでもあります。
しかし、事前の工夫次第でその出費はグッと抑えることが可能です。
「引っ越し時期をずらす」「複数業者を比較する」「荷造りを自力で進める」「不用品を減らす」など、
今回ご紹介した5つの節約ポイントを押さえれば、無駄なコストをしっかりカットできます。
余ったお金は、新生活のインテリアや家電のアップグレードに回すことも可能!
余裕を持った引っ越し計画を立てることで、経済的にも気持ち的にもスムーズな新生活がスタートできます。
焦らず、着実に。引っ越しも“賢い選択”が成功のカギです。
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