「一緒に暮らしたら、もっと仲良くなれるはず!」
そんなワクワクと同時に、
「ケンカしないかな?お金のことはどうする?」という不安もつきまとうのが“同棲”ですよね。
せっかくのふたり暮らし、後悔しないためには事前の準備がカギです!
この記事では、カップルが同棲を始める前に
知っておきたい【物件選びのポイント】から【生活ルールの決め方】まで、まるっと解説します。
1. 同棲前に話し合っておくべき5つのこと

同棲は“恋人”から“生活のパートナー”になる大きな転機。
始める前に、以下のテーマでしっかり話し合っておくのが◎
- 同棲を始める目的(結婚を見据えて?お試し?)
- 家賃・生活費の負担割合
- お互いの生活スタイル(起床時間、食事、趣味など)
- 来客・実家への帰省などのルール
- ケンカしたときのルール(“ひとりになる時間”の大切さ)
2. 物件選びのコツ|立地・間取り・家賃のバランス

✔ 立地は「お互いの通勤バランス」で選ぶ
片方だけがラクすぎる場所だと不満が出やすいです。
✔ 間取りは1LDK以上がおすすめ
「ひとりになれる空間」があると、喧嘩予防にも◎
✔ 家賃はふたりの手取りの30%〜35%目安に
生活費とのバランスも見ながら、無理のない範囲で。
3. 初期費用と毎月の生活費|お金の管理はどうする?

● 初期費用(家賃×4〜6ヶ月分)が意外と高い!
敷金礼金、家具家電の購入費なども計算に入れておこう。
● 毎月の生活費目安
項目 | 目安 |
家賃 | 約10万※エリアによる |
食費 | 約4〜5万 |
光熱費・通信費 | 約2〜3万 |
日用品・雑費 | 約1〜2万 |
● 家計の管理方法例
- 共通口座に毎月一定額を入れる
- 家賃:彼、食費:彼女などで分担
- 家計アプリで可視化して平等感をキープ
4. ケンカを減らす!生活ルール&役割分担の決め方

同棲でありがちなのが、
「なんで私ばっかり?」問題。
あらかじめルールをゆるく決めておくと安心です。
◆よくある生活ルール例
- 掃除は週末にふたりで
- 外食は月○回まで
- 冷蔵庫の中は共有、それ以外は個人管理
◆家事分担のコツ
同棲では家事や役割の分担が避けて通れないテーマです。
このとき、単に「平等に半分ずつ」というルールを作るよりも、「得意なこと」をベースに役割を決める方が圧倒的にストレスが減ります。
■ なぜ「得意なこと」で分担するといいのか?
- 精神的負担が少ない
苦手なことを無理に担当すると、小さなストレスが蓄積していき、イライラや喧嘩の原因になりやすいです。得意なことなら、作業のスピードも効率も自然と上がります。 - 作業のクオリティが安定する
苦手な人がやるより、得意な人が担当したほうが、結果として丁寧に、きれいに仕上がるため、お互いに満足度が高くなります。 - 不満が生まれにくい
「自分は苦手だけど、相手が得意だから任せる」「自分はこれが得意だから率先してやる」というスタンスだと、役割に対する納得感があり、不満が溜まりにくくなります。
■ 具体的な分担の例
家事・役割 | 得意な人がやるべき理由 |
---|---|
掃除 | 細かいところに気が付く人、整理整頓が好きな人に向いている |
料理 | 料理が好き、段取りが得意な人が担当すると効率的 |
洗濯 | 洗濯物を丁寧に干したり、アイロンがけが得意な人が担当 |
ゴミ出し | 朝の出発が早い人や、外出ついでに動きやすい人が担当 |
家計管理 | 計算や支出管理が得意な人が家計簿や支払いを担当 |
役所手続き・契約ごと | 書類作成・手続きが苦にならない人が担当 |
こうすることで、苦手な作業を無理に押し付け合ったり、「自分ばかり大変」という感覚を持つことが防げます。
■ 分担を決めるときのコツ
- 最初に「得意・不得意リスト」を二人で作る
「掃除は好き」「料理は苦手」など、ざっくりでもいいので、お互いの得意不得意を共有することで分担がスムーズになります。 - 完璧を求めすぎない
多少のやり方の違いには目をつむること。相手に任せたら、細かく口を出さないのも長続きのコツです。 - 状況に応じて柔軟に交代する
忙しい時期や体調によって、一時的に役割を交代する柔軟さも大切です。
5. まとめ|“ふたりでつくる暮らし”を楽しもう
同棲は、恋人としてだけでなく「一緒に生活を築くパートナー」としての第一歩。
お互いに思いやりを持ちながら、ルールを柔軟にアップデートしていくことが長続きの秘訣です。
失敗を恐れず、ふたりのペースで、楽しい毎日をスタートしましょう!
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