「この家賃なら住めそう!」
そう思って物件を見始めたけれど、
いざ契約となると予想以上の出費にびっくり…。
実は、賃貸物件の費用は“家賃だけ”では済まないのが現実です。
この記事では、これから賃貸を探す人が見落としがちな「隠れた費用」についてわかりやすく解説します!
契約前に知っておくだけで、
出費のギャップに悩まされることがなくなりますよ。
1. 初期費用に含まれる“見落としがち”な費用

■ 敷金・礼金
- 敷金: 退去時の原状回復費用のために預けるお金(通常1ヶ月分程度)
- 礼金: 大家さんへの“お礼”として支払う費用(地域によって0〜2ヶ月)
→ 最近は礼金ゼロ物件も増えていますが、「なし」でもその分別の名目で費用が上乗せされていることもあります。
■ 仲介手数料
- 不動産会社に支払う費用(通常は家賃の0.5〜1ヶ月分)
→ 仲介業者によって金額や交渉の余地が異なるため、複数社で比較するのがオススメです。
■ 火災保険料
- 賃貸契約時にほぼ必須(1〜2万円/2年間)
→ 火災だけでなく、水漏れ・盗難などにも対応しているものもあり。保証内容を確認して、自分に合ったプランを選ぶことが重要です。
■ 鍵交換費用
- 契約時に新しい鍵へ交換する費用(1〜3万円程度)
→ オートロックやディンプルキーなど、防犯性の高い鍵ほど高額になる傾向があります。
2. 月々の「見えない固定費」

■ 共益費・管理費
- エレベーター・廊下の清掃・ゴミ収集などの維持費
- 家賃と別で5,000〜10,000円程度かかることも
→ 家賃が安い物件でも、共益費込みだと予算オーバーになるケースがあるので要注意。
■ インターネット使用料
- 無料Wi-Fi付き物件も増えていますが、回線が遅かったり、有料だったりすることも
→ 契約前に「プロバイダーはどこ?」「別途費用は?」などを確認するのがベスト。
■ 駐車場・駐輪場代
- 車やバイクを持っている人は必須の確認事項
- 都心部だと駐車場代だけで月2〜3万円以上になることも
■ 更新料
- 契約更新時にかかる費用(2年ごと/家賃の1ヶ月分が相場)
→ 「更新料なし」物件もありますが、その分毎月の家賃が高いこともあるため、トータルコストで考えるのがコツ。
3. その他意外と忘れがちな費用

■ 引っ越し費用
- 業者を使うと数万円〜十数万円
- 繁忙期(2〜4月)は割高になるため、引っ越し時期も計画的に選ぶと◎
■ 家具・家電の購入費
- 冷蔵庫・洗濯機・カーテン・照明など、意外と“ないと困るもの”が多いです。
■ 契約時の保証会社利用料
- 家賃保証のために、保証会社の審査と利用が必須の物件が多数
- 初回で家賃の50〜100%、更新時に1〜2万円がかかることも
まとめ|家賃以外の出費も含めて「月○万円」で考えよう

賃貸物件を探すとき、
「家賃○万円までで探す」という考え方だけでは不十分です。
実際には、
毎月かかる共益費・保険料・ネット代などを含めた「トータル家賃」で
比較することが、失敗しないコツ。
さらに、契約時の初期費用や、
引っ越し後にかかる家電・家具の出費も想定しておくことで、
「こんなにお金がかかると思わなかった…」という後悔を防げます。
物件選びの際は、
「家賃+隠れた費用」でしっかり予算を組むことが成功のカギです!
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