「引っ越しって、いくらくらいかかるんだろう?」
そう思ったことはありませんか?
家賃以外にも、
実はたくさんの“見えないお金”がかかるのが
引っ越しの落とし穴。
今回は、一人暮らしのケースを例に、
引っ越し費用の内訳と相場をシミュレーションしてみましょう!
1. 賃貸物件の初期費用(目安:約家賃4〜6ヶ月分)

引っ越し先の物件を借りる際には、
以下のような初期費用が必要になります。
項目 | 内容 | 目安金額(家賃8万円の場合) |
敷金 | 退去時の修繕費用などに充当 | 80,000円(1ヶ月分) |
礼金 | オーナーへの謝礼金 (戻ってこないお金) | 80,000円(1ヶ月分) |
仲介手数料 | 不動産会社への報酬 | 88,000円(家賃の1.1ヶ月分) |
前家賃 | 契約開始月の家賃 | 80,000円(1ヶ月分) |
火災保険料 | 2年契約が多い | 約15,000~20,000円 |
保証会社利用料 | 家賃滞納時の保証制度 | 家賃の50〜100%程度 |
鍵交換費用 | セキュリティ対策 | 約15,000〜25,000円 |
➡️ 合計:約35〜50万円前後(物件によって前後する)
2. 引っ越し業者の料金(目安:2〜8万円)

引っ越し代は時期・距離・荷物量で大きく変わります。
条件 | 料金相場 |
単身/同区内 | 約20,000〜40,000円 |
単身/県外や長距離 | 約50,000〜80,000円 |
繁忙期(3〜4月) | 上記より20〜50%高くなることも |
引っ越しには何かとお金がかかりますが、ちょっとした工夫で大きく節約することが可能です。
ここでは、実践しやすい引っ越し費用節約テクニックを具体的にご紹介します。
平日&午後便を選ぶ
引っ越し料金は、需要の高いタイミングによって大きく変動します。
特に、土日祝日や午前中の便は人気が集中するため、割高になりがちです。
おすすめは、平日かつ午後便を選ぶこと。
午後便は、業者のスケジュールに余裕が出た時間帯を活用するため、料金が抑えられるケースが多いです。
時間に多少の融通が利くなら、断然お得に引っ越しできる可能性が高まります。
相見積もりを3社以上とる
引っ越し料金は業者によって大きな差が出るため、必ず複数社から見積もりを取ることが節約の基本です。
理想は最低でも3社以上から相見積もりを取り、料金やサービス内容を比較すること。
比較することで、自然と相場観が身につき、過剰に高い業者を避けることができます。
また、業者同士を競わせることで、値引き交渉にも応じてもらいやすくなります。
混載便やフリー便を活用
通常の単独チャーター便ではなく、混載便やフリー便を選ぶことで、料金を大幅に抑えられる場合があります。
混載便は他の人の荷物と一緒に運搬するプラン。コストを分担するため、格安になるのが特徴です。
フリー便は業者のスケジュールに合わせて運搬時間を任せるプラン。時間指定ができない分、料金が安く設定されています。
時間や日程にある程度の柔軟性がある人には、非常におすすめの節約術です。
特に急ぎではない引っ越しや、荷物量が少ない一人暮らしの引っ越しに向いています。
3. 家具・家電の購入費(目安:5〜20万円)

新生活に必要な家具・家電の購入費も見逃せません。
アイテム | 目安価格(新品) |
冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ | 約50,000〜100,000円 |
ベッド・机・収納家具 | 約30,000〜70,000円 |
カーテン・照明・小物類 | 約10,000〜30,000円 |
➡️ 予算を抑えるなら:中古・サブスク・家具付き物件も検討!
4. その他かかるお金

- 転居時の交通費(新幹線・ガソリン代など)
- 役所手続きの印紙代(転出・転入届は基本無料)
- ネット開通費(工事ありなら1〜2万円)
- 食器や日用品の買い足し(意外と出費がかさむ!)
【まとめ】実際の引っ越し費用はいくら?
💰一人暮らしのケースでの目安トータル:
費用項目 | ざっくり目安 |
初期費用(賃貸) | 約40万円 |
引っ越し代 | 約3万円 |
家具家電 | 約10万円 |
その他諸費用 | 約2万円 |
合計 | 約55万円前後 |
▶ ワンポイントアドバイス!
- 物件によっては『礼金ゼロ・フリーレント(家賃無料期間)』のキャンペーンあり!
- 家具家電付き物件なら初期費用がぐっと抑えられます
- 学割・早割のある引っ越し業者も要チェック!
理想の新生活を、現実的な計画で叶えよう!
新生活のスタートは、夢が膨らむ反面、出費もかさむもの。
だからこそ「どこに・何に・どれくらいかかるのか」を把握しておくことが大切です。
しっかりと準備して、安心して新しい暮らしを迎えましょう!
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